Q&A

使い続けていると徐々にレスポンスが悪化するがリスタートで直る。

典型的に予想される原因はメモリの割り当てパラメタの指定不良です。

WebRelease に割り当てているメモリの量を確認してください。この割り当て量が、サーバに搭載されているメモリ量に対して大きすぎるとこのような症状になる場合があります。このケースでは、仮想記憶が激しく動作することが原因でシステム全体のパフォーマンスが劣化します。

この状態であると考えられるならば、WebRelease に対するメモリ割り当て量を少し減らしてみてください。

もう一つの可能性は、WebRelease に対するメモリ割り当て量が少なすぎる場合です。WebRelease をインストールして使いはじめたころには、コンテンツ量も少なかったために必要メモリ量も少なく、WebRelease も快調に稼働していたのに、コンテンツ量が増えて来たために、メモリ量が不足しはじめていてパフォーマンスが劣化しているのかもしれません。このケースでは、メモリ不足が原因で WebRelease の実行環境である java のガーベッジコレクションと呼ばれる機能が過多に稼働するため、WebRelease のパフォーマンスが低下してしまいます。

もし、この症状が起きていると思われるのであれば、オペレーティングシステムと、サーバ上で稼働する WebRelease 以外のアプリケーションが必要としているメモリ量を侵蝕しない範囲で、可能な限りのメモリを WebRelease に割り当ててみてください。

もし、メモリ不足であると感じたならば、メモリの増設を検討してください。または、不要なプロセスを起動しないようにオペレーティングシステムの設定を変更して(例えば、runlevel を 5 から 3 に変更するなどして Window System を起動しない状態にするなど)空きメモリをつくり出すことで対応できる場合もあります。

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