パッケージ写真

WebRelease 2.2x のインストーラの動作概要

WebRelease 2.2x のインストーラの動作の概要をご説明いたします。ここで説明している動作は WebRelease 2.2x を CD からインストールした場合のインストーラの動作です。また、この動作説明は WebRelease 2.2x に限定したものとなっています。ご了承ください。

インストーラの動作のポイントは下記のとおりです。

以下に、インストーラの動作を順にもう少し細かく説明いたします。

(1) アカウント wr2 の作成

インストーラは、WebRelease 2.2x をインストールするためのアカウントを作成します。作成されるアカウント名は wr2 です。同名のグループも作成されます。ホームディレクトリも標準的な場所に作成されます。

作成されるホームディレクトリの位置は OS によって異ります。ディレクトリが作成される場所は下記のとおりです。

(2) WebRelease / JDK / Tomcat のインストール

インストーラは、作成したホームディレクトリに WebRelease の稼動に必要なソフトウェアをインストールします。

WebRelease は ~wr2/ThirdPartyProducts 以下に置かれている Tomcat と JRE を使って起動します。システムの他の場所にインストールされているものを使用することはありません。

尚、インストーラ実行時点で、既にこれらのディレクトリが存在している場合、ディレクトリ以下は一旦すべて削除され、新しいバージョンがインストールされます。

(3) 自動起動関連ファイルのインストール

インストーラは、OS 起動時に WebRelease が自動起動するために必要なファイル群をインストールします。

インストーラ起動時点で、既にこれらのファイルやディレクトリが存在している場合には、それらは一旦削除され、新しいバージョンがインストールされます。

(4) 旧バージョンの削除

下記のファイルやディレクトリに置かれている旧バージョンは削除されます。

Mac OS X (Server) の場合

Linux または Solaris 10 の場合

各 OS 共通

httpd.conf ファイル中に指定されている DocumentRoot の値を ${DOCUMENTROOT} と表したとして、下記のディレクトリ以下が削除されます。

この時、${DOCUMENTROOT}/WebObjects 以下が空になった場合には ${DOCUMENTROOT}/WebObjects も削除されます。

(5) apache の設定

インストーラは、apache の設定を行ないます。設定の対象となるファイルは下記のとおりです。

インストーラは、これらの httpd.conf ファイルの末尾に下記のとおり mod_proxy に関するディレクティブを追加します。

# Following mod_proxy configuration is added by WebRelease2 Installer.
<IfModule mod_proxy.c>
  ProxyPass             /WebRelease2 http://127.0.0.1:50002/WebRelease2
  ProxyPassReverse      /WebRelease2  http://127.0.0.1:50002/WebRelease2
</IfModule>

尚、インストーラ実行時点で、既に WebRelease2 に向けた ProxyPass の設定が行なわれているとみられる (httpd.conf 中に ProxyPass.*/WebRelease2 というパターンが存在している) 場合には、このディレクティブの追加は行なわれません。

インストール後、必要があればこれらのディレクティブを VirtualHost 下に異動するなど、必要な変更を加えていただいて構いません。

WebRelease は apache の DocumentRoot や cgi-bin ディレクトリなどにファイルやオブジェクトをインストールする必要がありません。したがって、apache に関する設定は、上記の mod_proxy に関するものだけです。

尚、製品に添附されているインストールマニュアルにも記載させていただいていますが、Solaris 10 に WebRelease をインストールして使用する場合には、apache のバージョンを Solaris 10 のデフォルトの 1.3 系から 2.0 系に変更していただく必要があります。(Solaris 10 には両方のバージョンの apache がバンドルされています)

WebRelease 2.2x のインストーラの動作概要は以上です。

さらに詳細なインストーラの動作につきましては、ご購入いただいた製品の CD に置かれている Install-UNIX.sh というインストールスクリプトをご参照ください。Mac OS X (Server) では pkg による GUI インストーラが用意されていますが、この pkg インストーラも、内部から Install-UNIX.sh を起動してインストールを行なっています。従って Install-UNIX.sh をご参照いただくことで Mac OS X (Server) のインストーラの動作も細かく把握していただくことが可能です。

ページ先頭へ