その他の機能追加
WebRelease 2 Version 2.70 の新機能のご紹介
Version 2.70 の新機能をいろいろ紹介してきましたが、ついに今回が最終回です。
今回は、今までにご紹介できなかった小さな機能追加をまとめてご紹介いたします。
パスワード管理の強化
ユーザが使用するパスワード中に含まれていなければならない、記号、英字大文字、英字小文字、数字、の最低数を指定できるようになりました。これにより、ユーザにより安全性の高いパスワードを設定するように要求することができるようになりました。
新たに設定した基準を満たさないパスワードを使用しているユーザには、次回ログイン時に基準を満たすパスワードへのパスワード変更を自動で求めます。

Developer Edition を識別する表示を追加
Developer Edition の場合に操作画面の最上部にオレンジ色のバーが表示されるようになりました。これにより本番環境とテスト環境の識別がしやすくなりました。

Developer Edition の場合にはメニューバー上部がオレンジ色になります

Developer Edition 以外ではメニューバーの表示は従来どおり黒色です
ログイン中のユーザの一覧表示
その時点でログインしているユーザの一覧を表示できるようになりました。作業中のサイトがあれば、その情報も表示されます。

ログイン履歴情報の強化
システムのログイン履歴に、ログインしたユーザの IP アドレスと User-Agent が記録されるようになりました。

公開開始指定時刻と公開終了指定時刻の必須入力指定
ページの公開開始指定時刻、公開終了指定時刻を、必須入力項目に指定できるようになりました。指定はテンプレートごとにおこなえます。

メソッドの private 指定
テンプレートやコンポーネントに定義したメソッドに対して private の指定ができるようになりました。Private 指定されているメソッドは、そのテンプレートまたはコンポーネント外からは呼び出すことができないため、そのメソッドの呼び出し元を限定することができます。これによりメソッドのメンテナンス性が向上します。
Private に指定されているメソッドには、緑色のマーカーが表示されます。

リンク要素の小さな改良
リンク要素のリンク先にページデータ型のテンプレートから作成されたページを指定できないように制限することができるようになりました。

追加された関数
下記の関数が追加されました。詳しくはそれぞれの関数のマニュアルを参照してください。
追加されたオブジェクト
下記のオブジェクトが追加されました。詳しくはそれぞれのマニュアルを参照してください。
追加された拡張タグ
下記の拡張タグが追加されました。
最後に
Version 2.70 の新機能の説明はひとまず今回で終了とさせていただきます。わかりにくい部分がございましたら、お気軽に info@frameworks.co.jp までお問い合わせください。
強化された WebRelease 2.70 を採用いただき、これまで以上のサイトの運用管理の効率化と品質向上にお役立ていただければ幸いです。
WebRelease 2 Version 2.70 の新機能のご紹介
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