WebRelease 2.31B リリースのお知らせ

WebRelease 2.31B をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.31A に対するバグフィックスリリースです。

2.31A 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。

このバージョンでの新機能の追加はありません。

従来製品との互換性

WebRelease 2.31B は WebRelease 2.31A に対して十分な互換性を維持しています。

このバージョンで修正された不具合

WebRelease 2.31B では下記の不具合が修正されました。

  1. Null 文字が含む XML データを読み込もうとすると読み込みに失敗する。

    識別番号
    2008-506
    該当バージョン
    2.30 以降
    不具合の詳細

    XML リーダの機能を使って XML データ(RSS フィードなど)を読み込む際に、対象となる XML の中に Null 文字が含まれていると読み込みに失敗する。

    改修方法

    本来、XML 中に Null 文字が含まれていること自体が異常なことであり、XML として問題があるわけですが、そういった XML については Null 文字を削除した状態で読み込まれるように修正いたしました。

  2. 新規ページ作成の操作と、何らかの更新操作が同時に発生するとハングする場合がある。

    識別番号
    2008-505
    該当バージョン
    2.30 以降
    不具合の詳細

    新規ページ作成の操作と、何らかの更新操作が同時に発生すると WebRelease がハングしてしまい、リスタートが必要になる。

    改修方法

    操作が競合しても、ハングアップが発生しないように修正いたしました。

  3. テンプレートにエラーがある場合に FTP 記録に NullPointerException が記録される場合がある。

    識別番号
    2008-504
    該当バージョン
    2.30 以降
    不具合の詳細

    FTP の展開中の WebRelease 拡張タグの使い方に問題があり、Preview 画面では「コンテンツ生成エラー」とその内容が表示されるような状況で FTP を行うと、FTP 記録にコンテンツ生成エラーが記録されずに、そのかわりに、NullPointerException が記録されてしまう。
    この問題は、2.30 以降のバージョンでテンプレートのオプションに「可能なかぎりエラーを検出」をオンにしている場合に発生していました。また、コンテンツ生成エラーの種類としては、タグの閉じ忘れなど、タグ関連のエラーの場合に発生していました。

    改修方法

    FTP 記録に正しくコンテンツ生成エラーが記録されるように修正いたしました。