WebRelease 2.60F リリースのお知らせ

WebRelease 2.60F をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.60E に対するバグフィックスリリースです。

2.60E 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。

このバージョンでの新機能の追加はありません。

従来製品との互換性

WebRelease 2.60F は WebRelease 2.60E に対して十分な互換性を維持しています。

このバージョンで修正された不具合

WebRelease 2.60F では下記の不具合が修正されました。

  1. 一括ページ作成の際にコンポーネントで定義されている要素に対して値が指定できない

    識別番号
    1551
    該当バージョン
    2.60E 以前
    不具合の詳細

    CSV データから一括ページ作成する際に、下記の条件が成立すると、要素に対する値の指定ができずにエラーとなりページ作成ができない。

    (1)テンプレートにコンポーネントが組み込まれている
    (2)CSV ファイルを作成するときに「CSV ファイルフォーマット[1]」を使用している(WebRelease2 マニュアル「ページの作成・一括ページ登録」を参照)

    なお、CSV ファイルの形式に「CSVファイルフォーマット[2]」を使用する場合は問題なく一括ページ作成ができる。

    改修方法

    修正いたしました。

  2. ページ編集画面に入るのに非常に時間がかかる場合がある

    識別番号
    1541
    該当バージョン
    2.60E 以前
    不具合の詳細

    下記の条件を満たす場合に、いずれかのページのページ編集画面に入るのに非常に長い時間がかかる場合がある。

    (1)サイトのページ数が多い。大体 10,000 ページ程度以上ある。
    (2)テンプレートを作成後、そのテンプレートで大量にページを作成。その後、そのテンプレートに比較的多数の要素の追加が行われている。
    (3)上記の(2)のテンプレートに修正が加えられた後に、いずれかのページの編集画面に入ろうとした。

    待ち時間は、長い場合で 1 時間程度以上になる場合がある。また、症状は、ページのプレビューなど、編集画面に入る場合以外にも発生する場合もある。
    テンプレートを直接修正するだけでなく、そのテンプレートが参照しているコンポーネントに対する修正を行った場合にも同様の症状が発生する。

    改修方法

    修正いたしました。
    この修正は基本的に性能改善です。修正にともない、WebRelease の起動時間や、起動後の初回 FTP 所用時間などが短縮されています。