WebRelease 2.80M リリースのお知らせ
WebRelease 2.80M をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.80L に対するメンテナンスリリースです。
2.80L 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。
このバージョンで修正された不具合
WebRelease 2.80M では下記の不具合が修正されました。
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ページのインポート操作でアップロードしたファイルが取り違えられることがある
- 識別番号
- 3673
- 該当バージョン
- 2.80L 以前
- 不具合の詳細
ページのインポートの操作を行った時に、ふたり以上のユーザが同時にインポート操作を行い、操作に伴うファイルのアップロードが同時に完了した場合に、ユーザ間でアップロードしたファイルが取り違えられてしまうことがある。ユーザ A のアップロードしたファイルがユーザ B によって処理されてしまう。複数のユーザによって同時に操作が行われる以外に、各ユーザがログインからページのインポートまでを、ほぼ同じ操作手順(クリック順序)で実行する場合にのみ発生する。
- 改修方法
修正しました。
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新規に作成されたサイトのストレージが圧縮されない
- 識別番号
- 3664
- 該当バージョン
- 2.80L 以前
- 不具合の詳細
新規にサイトを作成すると、そのサイトのストレージの圧縮が起動されない。手動圧縮もできない。WebRelease を再起動すると問題が解消する。
- 改修方法
修正しました。
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WebRelease 起動直後に圧縮指定時間外にも関わらず圧縮が実行されてしまうことがある
- 識別番号
- 3661
- 該当バージョン
- 2.80L 以前
- 不具合の詳細
WebRelease を再起動した時に、ガーベッジ率が高く自動圧縮が実行されうる状態になっているストレージに対して、再起動した時刻が圧縮指定時間外であっても自動圧縮が実行されてしまう。
- 改修方法
修正しました。
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手動のストレージ圧縮がすぐに実行されない
- 識別番号
- 3661
- 該当バージョン
- 2.80L 以前
- 不具合の詳細
既に圧縮条件が成立しているストレージ(ガーベッジ率が高いストレージ)の場合で、自動圧縮の実行時間帯の指定があり、その時間帯外のため圧縮が保留されている状態(次に圧縮時間帯に差し掛かった時に自動圧縮が実行される状態)にある時に、手動で圧縮を起動すると、手動圧縮が指定時間帯になるまで実行されない。
- 改修方法
手動圧縮は圧縮時間帯外でもすぐに実行されるように修正しました。
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deadlock が発生して自動再起動してしまうことがある
- 識別番号
- 3652
- 該当バージョン
- 2.80L 以前
- 不具合の詳細
ごく稀に、稼働中に dead lock を起こす。dead lock は自動検知されアプリケーション全体が再起動して解消される。
- 改修方法
修正しました。
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jstr() 関数で json に適合した文字列を生成できない
- 識別番号
- 3649
- 該当バージョン
- 2.80L 以前
- 不具合の詳細
jstr() 関数は javascript で扱える文字列を生成する関数だが、この関数は文字列中に ' (single quote) が含まれている場合にこれを \ (backslash) を前置してエスケープしてしまう。single quote を backslash でエスケープすることは json では許されていないので jstr() 関数で生成された文字列を json のパーサでパースするとエラーになってしまう。
- 改修方法
今回の修正で jstr() 関数に json 文字列を生成するためのオプションを追加し、json 用文字列を安全に生成できるように改良した。
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非公開テンプレート内で parseHtml() が呼び出せない
- 識別番号
- 3642
- 該当バージョン
- 2.80L 以前
- 不具合の詳細
「非公開テンプレート」の展開やメソッドの中で parseHtml() 関数を呼び出すとエラーになってしまう。
- 改修方法
修正しました。