WebRelease 2.80D リリースのお知らせ

WebRelease 2.80D をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.80C に対するメンテナンスリリースです。

2.80C 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。

Java をアップデート

2.80D では OpenJDK Amazon Corretto 17.0.8.7.1 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。なお、このアップデートには脆弱性対応が含まれています。なるべく早い段階で 2.80D へのバージョンアップをお願いいたします。

Tomcat をアップデート

2.80D では Tomcat が 8.5.91 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。

従来製品との互換性

WebRelease 2.80D は WebRelease 2.80C に対して十分な互換性を維持しています。

このバージョンで修正された不具合

WebRelease 2.80D では下記の不具合が修正されました。

[1]大量のファイルを一度にインポートできない
識別番号 3477
該当バージョン 2.80C 以前
不具合の詳細

ページインポート機能 を使って大量のページを一度にインポートしようとするとインポートエラーが発生しインポートに失敗することがある。インポート完了までに 300 秒以上かかる量を一度にインポートしようとすると発生する。

改修方法

修正いたしました。

[2]公開サーバ上のファイルに対して必要のない削除が実行されることがある
識別番号 3458
該当バージョン 2.80C 以前
不具合の詳細

以下の手順が実行された場合に、公開サーバ (FTP / SFTP サーバなど)に対して必要のない削除命令が実行される。

  1. テンプレート T1 を作る。T1 には画像または添付ファイル要素  img がある。
  2. T1 でページ P1 を作る。img に画像などの値を与える。
  3. P1 を公開する。
  4. T1 の要素 img を T1 から削除する。
  5. FTP を起動すると P1 の img の削除が実行される。
  6. FTP を再度起動すると P1 の img の削除が再度実行される。ファイルは前回の FTP で既に削除されているのでこの削除処理は不要であり実際には何も削除しない。削除実行の記録は FTP 記録には残らない。再度実行されている状況は公開サーバ側のログを見ないとわからない。
不要な削除が実行される以外に副作用はない。

改修方法

修正いたしました。

[3]属性が間違ってプレビュー用の URL に書き換えられてしまう
識別番号 3457
該当バージョン 2.80C 以前
不具合の詳細

ページをプレビューする場合に、以下の要素の属性が誤ってプレビュー用の URL にリライトされてしまう。

  • img 要素の usemap 属性
  • input 要素の usemap 属性
  • map 要素の name 属性

改修方法

修正いたしました。

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