WebRelease2 2.80S の Java 実行環境・Apache Tomcat の脆弱性への影響について

2026年10月27日時点における WebRelease2 2.80S への影響についてお知らせします。

2.80S は Java 実行環境の脆弱性 1 件(CVE-2026-114820)の影響を受けます。近日リリース予定の 2.80T へのアップデートをお願いいたします。Apache Tomcat の脆弱性による影響はございません。

Java 実行環境

WebRelease2 2.80S は、Java 実行環境として Amazon Corretto 17.0.21.0.10(OpenJDK)を同梱しています。

2.80S の同梱バージョンに修正が含まれていない脆弱性は以下のとおりです。

公開日内容判定修正された WebRelease2
2026年10月24日CVE-2026-114820(CVSS 9.1)影響あり2.80T(近日リリース予定)

問題となった中間認証局の証明書は 2.80S で無効化済みで、CVE-2026-114820 はその上位のルート証明書を取り除く追加の対応です。この CVE-2026-114820 に対応するためには Amazon から 10月27日(日本時間)にリリースされた Amazon Corretto 17.0.21.0.11 が必要です。この 17.0.21.0.11 を同梱した 2.80T を近日中にリリースして対応します。しばらくお待ちください。

2026年10月20日公開の Oracle Java SE Critical Patch Update で修正された脆弱性、および 2026年10月21日公開の CVE-2026-91403 は、2.80S の同梱バージョンで修正済みです。

CVE-2026-91403 と CVE-2026-114820 は、WebRelease2 が外部と HTTPS で通信する機能(外部リンクチェック、フィード取得、Amazon S3・CloudFront への配信など)に関係します。悪意のある接続先や通信経路の改ざんがあった場合に、偽の接続先を正規のものと誤認するおそれがあります。

Apache Tomcat

WebRelease2 2.80S は、Apache Tomcat 10.1.61 を同梱しています。

2.80S には、2026年10月27日時点で公開されている Apache Tomcat の脆弱性による影響はございません。

2.80R からの更新で新たに修正されたものは以下のとおりです。

CVE重要度修正されたバージョン
CVE-2026-86350ImportantApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-78383ImportantApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-77791ImportantApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-76183ImportantApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-101356ImportantApache Tomcat 10.1.61
CVE-2026-101296ImportantApache Tomcat 10.1.61
CVE-2026-86248ModerateApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-79677ModerateApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-73581ModerateApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-87022LowApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-78437LowApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-77762LowApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-75973LowApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-77756LowApache Tomcat 10.1.60
CVE-2026-93446LowApache Tomcat 10.1.61
CVE-2026-88041LowApache Tomcat 10.1.61
CVE-2026-74049LowApache Tomcat 10.1.61
CVE-2026-74048LowApache Tomcat 10.1.61

※ 影響の判定は、WebRelease2 の標準構成(同梱 Apache Tomcat の設定を変更していない状態)を前提としています。

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