数値の桁数には事実上、制限はありません。桁数が多い場合、内部的には BigDecimal として扱われます。
%divide(256839923861488782607902790348837497679, 81754686931803956266412424933874257924, 40, "HALF_UP")%
という桁数の多い計算も可能です。
5章 テンプレート - 6. テンプレートの展開
展開中の式の中にはリテラル(定数)が使えます。
展開中の式の中には文字列リテラルが使えます。文字列リテラルは " (dobule quote) で囲って表現します。
| リテラルの表記 | 説明 |
|---|---|
| "abc" | abc という文字列 |
| "abc\"def" | abc"def という文字列。文字列リテラル中に " を含める場合には \" と表記してください。 |
| "ab\c\\def" | ab\c\\def という文字列。文字列リテラル中では \ はそのまま表記してください。 |
% と % で挟まれた式の中に文字列リテラルを記述する場合で、その文字列リテラルの中に % を置きたい場合には \% と記述してください。
%concatenate("abc\%def", "123")%
この concatenate() 関数の実行結果は "abc%def123" になります。この時 "abc\%def" ではなく "abc%def" と記述すると文字列リテラル内の % が式を閉じる % と認識されてしまい、エラーとなってしまいます。
文字列リテラルの末尾には直接 \ を置くことができません。末尾に \ を置きたい場合には unescapeEntities() 関数を併用します。例えば "abc\" というリテラルはエラーになるので、その代わりに下記のように記述してください。
unescapeEntities("abc\")
\ は \ を文字参照表現にしたものです。
展開中の式の中では数値リテラルが使えます。
| 数値リテラル | 説明 |
|---|---|
| 123 | 数値の 123 |
| -123 | 数値の -123 |
| 12.34 | 数値の 12.34 |
| 0377 | 0で始まる数値リテラルは8進数として扱われます。0377 は10進数の 255 にあたります。 |
| 0xFF | 0x または 0X で始まる数値リテラルは16進数として扱われます。0xFF は10進数の 255 にあたります。A-F は a-f でも可。 |
数値の桁数には事実上、制限はありません。桁数が多い場合、内部的には BigDecimal として扱われます。
%divide(256839923861488782607902790348837497679, 81754686931803956266412424933874257924, 40, "HALF_UP")%
という桁数の多い計算も可能です。